大人のおもちゃ「フィギュア」

さて、数年前に大人気になったのは、コーラについていたスターウォーズのフィギュアではないでしょうか？ ボトルフィギュアと呼ばれ、すべての種類をそろえるまで、誰もがコーラばかり買っていたような気がします。 もちろん、おまけの中身は目隠しされてわからないようになっていますので、おまけが重複してしまうのはあたりまえですよね。 ですから、全種類が欲しいとなると、相当の量を購入しなければなりません。


私の友人はあの時、コーラを何ケースもまとめて購入していました。 もちろん、何万円にもなったでしょう。 1人でそんなにコーラを飲めるわけはありませんから、知人、友人に配っていたようです。 こういうのを「大人買い」と言いますよね。


「大人買い」と言う言葉は、ここ数年で出てきた言葉です。 昔はこんな言葉はありませんでした。 昔の大人はおまけ付きの玩具など買わなかったのでしょうね。 さて、「大人買い」とは、子供と違って金銭的に余裕がある大人が、おまけ付きの商品を沢山、買い占めることです。 これは、ブラインド商品と呼ばれる、袋を開封しないと中に何が入っているのかわからないおまけの場合に、まとめて買う大人が増えたことから使われるようになった言葉です。


子供たちがおまけ付きの商品を1個ずつ真剣に選んでいる隣で、大人は何十個も、時にはダンボールごと、大量に購入します。 所謂、箱買いですよね。 そして、優越感に浸ることが出来ます。 目当てのフィギュアを手に入れたわけではありませんが、大量購入した時点で自己満足するのでしょう。